ステート・ストリート、みずほフィナンシャルグループのグローバルカストディ事業を買収
28 Février 2025 - 10:32PM
Business Wire
(ビジネスワイヤ) -- ステート・ストリート・コーポレーション(NYSE:
STT)と株式会社みずほフィナンシャルグループ(取締役兼執行役社長グループCEO:木原正裕)は本日、ステート・ストリートがみずほのグローバルカストディ事業および日本国外の関連事業を買収することで合意したと発表しました。これらの事業は、みずほの日本の顧客の海外投資を支援します。
みずほは現在、みずほ信託銀行株式会社が所有する現地子会社のルクセンブルグみずほ信託銀行と、株式会社みずほ銀行の100%子会社である米国みずほ銀行を通じて、日本国外におけるカストディ事業および関連事業をグローバルに展開しています。両社を合わせた預かり資産は約5,800億米ドル、管理資産残高は240億米ドルとなっています1。
今回の取引後、みずほは日本最大級の金融機関としての専門知識とネットワークを活かし、日本の顧客に対して国内資産の信託・カストディ業務を引き�き提供する一方で、グローバルなカストディ業務および関連サービスでステート・ストリートと協業していきます。
「日本、ルクセンブルク、米国はすべてステート・ストリートにとって重要な市場です。今回の取引は、これらの市場における成長をさらに加速させることに対する当社の強いコミットメントを示しています」とステート・ストリートのアジア太平洋地域責任者兼ストラテジック・ビジネス・グロース部門責任者のステファン・グミュアは述べています。「大切なお客様をステート・ストリートに託すことにしたみずほの決断は、当社の質の高い顧客サービスや業界をリードする能力、商品革新と技術投資へのコミットメントを信頼していただいている証です。日本とルクセンブルクで35年にわたる実績を持ち、米国における長い歴史を有するステート・ストリートは、みずほのお客様のグローバルな成長とビジネストランスフォーメーションをサポートするうえで適任と言えます」
「複雑化する今日の投資環境において、お客様には大きな規模と専門知識を持つグローバルなカストディアンが必要です」とみずほフィナンシャルグループの執行役グローバルトラン�クションユニット長の山本力が話しています。「慎重に検討した結果、当社のグローバルカストディ業務を、日本において長年の実績があり、リーダーとして認められているステート・ストリートに譲渡する決断を下しました。この戦略的な動きによって、当社のお客様は確実にステート・ストリートのグローバルプラットフォームと深い専門知識の恩恵を受けることができるようになります」
「当社は日本の機関投資�の皆様の要�と期待に深く精通しており、グローバルカストディ業務だけでなく、データ管理やリスク・パフォーマンス分析、為替管理、セキュリティ・ファイナンスの分野においても、皆様のニーズに応えていきたいと考えています」とステート・ストリートのジャパン・カントリーヘッドの小林浩は述べています。「みずほのお客様の移行は、シームレスに進むと見込んでいます。買収した事業が当社のグローバル・オペレーティング・モデルに統合され、規模が拡大することで、当社のテクノロジーとサービス提供能力はさらに拡大し、当社の日本の既存および新規のお客様に対するサービス体験も向上すると期待しています」
この取引は、規�当局の承認およびその他の完了条�に従い、2025年第4四半期までに完了する見込みです。
ステート・ストリートは、日本での事業を開始して35年以上になります。日本には500人以上の経験豊かな従業員を擁し、東京と福岡の2か所に拠点を置いており、日本の機関投資�に対して、信託、グローバルカストディ、ミドル・バックオフィスアウトソーシング、データ管理、トレーディングおよびファイナンスのソリューションを含む一連のサービスを包括的に提供しています。同社は、福岡にオペレーショナル・センター・オブ・エクセレンスを置き、ここから日本およびアジア太平洋地域の顧客を10年以上にわたりサポートしてきました。ステート・ストリートはルクセンブルクにも拠点を置き、35年にわたりファンド管理、カストディ、証券代行などのサービスを提供しています。本社のあるマサチューセッツ州ボストンを中心に、100以上の市場でグローバルに事業を展開しています。
1出所:みずほフィナンシャルグループ、2024年12月31日現在
ステート・ストリート・コーポレーションについて
ステート・ストリート・コーポレーション(NYSE:
STT)は、機関投資�を対象に投資サービシング、資産運用、投資リサーチ、トレーディングなどのサービスを提供する世界的な大手金融機関です。2024年12月31日現在、保管・管理資産46兆6000億米ドル、運用資産4兆7000億米ドル*を有し、世界の100を�える市場を�羅してグローバルに業務を展開し、世界で約5万3000人を雇用しています。詳細については、ステート・ストリートのウェブサイト(www.statestreet.com)をご覧ください。
*2024年12月31日現在の運用資産には、ステート・ストリート・グローバル・アドバイ�ーズ・ファンズ・ディストリビューターズ(SSGA
FD)が単独で幹事会社を務めるSPDR®の商品に関する約820億米ドルの資産が含まれています。SSGA
FDとステート・ストリート・グローバル・アドバイ�ーズは関連会社です。
みずほフィナンシャルグループについて
株式会社みずほフィナンシャルグループは、『S&Pグローバル2024』によると、従業員約65,000人、銀行業務歴150年、総資産約2兆米ドルを有する世界最大級の総合金融機関です。同社は、米州、欧州・中東・アフリカ、アジア全域の36か国、850か所に拠点を置き、総合的な金融サービスを提供しています。
みずほフィナンシャルグループは、幅広い業種や地域経済に関する専門知識と広範な地理に及�プレゼンスを組み合わせ、リテールバンキング、コーポレートバンキング、投資銀行業務、資本市場、戦略的アドバイ�リー、債券、株式、リサーチ、資金調達ソリューションを提供する大手です。詳細については、www.mizuhogroup.comをご覧ください。
将来見通しに関する記述
本ニュースリリースには、米国証券法の意味における将来見通しに関する記述が含まれています。これには、ステート・ストリートによるみずほのグローバルカストディ事業および日本国外の関連事業の買収計画に関する同社の目標および期待、ならびにステート・ストリートの戦略、成長および販売の見通し、事業、財務および資本の�況、金融および市場の見通し、事業環境に関する記述が含まれ、いずれについても、計画されている買収に関連している場合も、関連していない場合もあります。将来見通しに関する記述は多くの場合、「だろう」、「期待する」、「進める」、「見通し」、「意図する」、「目指す」、「結果」、「未来」、「戦略」、「進行中」、「軌道」、「狙い」、「ガイダンス」、「目的」、「計画」、「予想する」、「考える」、「見込む」、「推定する」、「努める」、「可能性がある」、「傾向」、「目標」などの将来見通しに関する用語や、同様の記述やこれらの用語の変形によって特定できます(ただし、必ずしもそうとは限りません)。こうした記述は将来の業績を保証するものではなく、本質的に不確定で、予想の困難な現在の仮定に基づいており、多数のリスクや不確実性を含みます。したがって、実際の成果や結果は、このような記述で表現されたものと大きく異なるものになる場合があります。実際の結果が将来見通しに関する記述に示されたものから大きく変わる原因となる可能性のある重要な要因は、フォーム10-Kに記載されたステート・ストリートの2024年度年次報告およびその後のSECへの提出物に記載されています。ステート・ストリートは投資�に対して、将来見通しに関する記述についての追加情報として、投資判断を行う前に、これらの文書、特にリスク要因に関する項目を読むことを推奨しています。本ニュースリリースに含まれる将来見通しに関する記述は、同社の予想や意見を表すものとして、本リリースが最初に発表された時点以降のいかなる時点でも過度に信頼を寄せるべきではなく、ステート・ストリートは、その時点以後の出来事を反映するために、こうした将来見通しに関する記述を更新する努力義務を負いません。
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